高感度カメラで放電を写す!フジテレビ「百識」にて放映された雷実験


電力供給の信頼性向上のための研究

部分放電カメラ画像
※この写真は、微小な突起物に高電圧をかけた時に、 目では見えない非常に小さな光が出ていることを超高感度なカメラ(光の強さを約20万倍に拡大して撮影)で捕らえたものです。
さらにこの時の電気的信号をノイズと区別して判別する波形処理技術も開発しています。

 このような研究結果から、自然界の落雷のメカニズムや、雷にもプラスとマイナスがあることなどもわかってきました。

静電気や、目にも見えない微小な放電から、100万ボルト以上の高電圧までを、新しい光学的な手段やコンピュータによる信号処理の方法を用いて、目に見える形で感度よく捉え、解析する手法を開発しています。

 ノーベル賞をもらった小柴先生は宇宙からの微小な粒子、ニュートリノを捕らえました。
われわれは、同じ装置を用いて小さな放電からの光や電子を捉えてその性質を調べ、 さらにコンピュータを使用して、その電気的信号を解析しています。 

安定した電力を供給するための基礎的な研究ですが、実際の送電線や変電所の機器に発生する故障を発見し、さらには雷から送電線や、これらの機器を守る技術に適用することができます。


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