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環境にやさしいエネルギー技術開発
- 超臨界流体を用いた新しいエネルギー技術開発 -
超臨界流体利用技術とは何ぞや?


液体並みの大きな密度と期待に匹敵する高い運動エネルギーを持つ「超臨界流体」は、大きな溶解力と反応性を持っています。
その中で、374度、218気圧以上の超臨界水は分解力が大きく、ダイオキシン、PCB、フロン等の難分解性有毒物質の分解等に用いられます。
また240~300度、80~150気圧の超臨界メタノールは有機物質の選択的分解や有機合成への応用が可能であり、PET等の廃プラスチックの原料モノマーへの高速分解や無触媒有機合成等に用いられます。
一方、超臨界二酸化炭素はカーボネート化合物の新しい原料や従来の有害な有機溶媒に代わる環境調和溶媒として注目されています。
水を密閉容器に入れて、臨界の温度374度、圧力221気圧以上の高温・高圧にすることにより、気体でも液体でもない超臨界流体(超臨界水)という第4の流体になります。(普通、水は100度で沸騰しますが、圧力容器内で温度を100度以上に高めていくと、水は蒸気(気体)になることができずに温度が100度以上に上昇し、気圧もどんどん上昇します)
このような超臨界水の中では、通常分解できないような、ダイオキシンやPCBまでも分解することができます。
このような超臨界水による、“水中で燃焼させる”といった技術を用いて発電に利用するなど、環境に優しいエネルギー利用技術を開発しています。
 

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